決定力!正解を導く4つのプロセス(著:チップ・ハース、ダン・ハース)

スイッチ!に引き続き、同じ著書の書いた本を読みました。やる気スイッチがONになった次は、決定する力が必要ですよね。服を買うときに色で悩んだり、AランチかBランチかで頭を悩ませたりと、私たちが生きる上で「選択」は密接に関わっています。 AかBで悩ん…

「変われない」を変える方法 スイッチ!(著:チップ・ハース、ダン・ハース)

♪やる気スイッチ君のはどこにあるんだろう~見つけてあげるよ、君だけのやる気スイッチ~♪某CMでおなじみのフレーズですね。皆さんは自分のスイッチがどこにあるかご存知ですか? 平日は仕事漬け、休日も次の週に備えて体力温存…仕事一筋の自分ですが、なか…

ないもの、あります(著:クラフト・エヴィング商會)

「ないもの、あります」そそられるタイトルですよね。題名にも負けず、この中身もまた面白いのです。「転ばぬ先の杖」や「堪忍袋の緒」など、実際に現物は存在しないものをモノとして見る、初めての試みとも思える興味深い内容です。 特に「先輩風」という項…

思わず誰かに話したくなる経済の不思議(日本経済新聞社:編)

何年かぶりの更新です。時間に追われる忙しさを理由に、しばらく読書をさぼっておりましたが、本好きの方とのお話を通じて知欲に駆られ、居ても立っても居られず図書館に足を運びました。それも経済コーナーです。表紙に小さく書かれている「実はそんなに高…

Dewey the Library Cat (図書館ネコのデューイ) Vicky Myron with Bret Witter

久しぶりの洋書です。しばらく日本語漬けでしたので、良い気分転換になりました。大きな字で書かれているため、通勤電車の中でもスムーズに読み進めることができます。ネコや動物に関する単語がしきりに出てくるため、少々難解な部分もありましたが、ネコ好…

誰もが幸せになる1日3時間しか働かない国(著:シルヴァーノ・アゴスティ、訳:野村雅夫)

「1日に3時間しか働かない国」というタイトルに純粋に惹かれて手にしました。表紙のイラストはパステルカラーで親しみやすく、本そのものの構成も大きな字で簡潔にまとめられていましたので、1時間ほどですらりと読み終えることができました。しばらく三島由…

豊饒の海(四) 「天人五衰」 (著:三島由紀夫)

豊饒の海も今回が最終話のクライマックスとなります。今まで耳にしたことのない、漢字で読んだことのない、難しい日本語が散りばめられた本作を最後まで読み切った自分に、まずは「よくやった」と褒めたいと思います。 さて、本作品の中に登場した言葉で印象…

豊饒の海三 「暁の寺」(著:三島由紀夫)

前回に引き続き、豊饒の海の第三作目に挑戦をしました。読破後、本作品を薦めてくれた外国人の友人に報告をしたところ、「大抵の人は、「春の雪」をなんとなく読み、「奔馬」の中盤で挫折するのに、よく頑張った!」と褒めてくれました。彼が日本語で読んだ…

豊饒の海二 「奔馬」 (著:三島由紀夫)

洋書ばかり読みあさっていた自分が、まさか日本文学の領域に足を踏み入れることになるとは予想もしていませんでした。先日投稿をしました「春の雪」に続く本作品は、三島ワールドそのものです。 勲という剣に長けた青年(清顕の生まれ変わり)が、腐敗してい…

宇宙兄弟 (著:小山宙哉)

漫画に始まり、アニメ化、映画化と、様々な形で私たちの日常に夢を与えてくれている「宇宙兄弟」。お話の内容が分からない方も、タイトルを耳にしたことのある方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。数々のマンガ賞を受賞し、文部科学省が推薦する…

整理HACKS!(著:小山龍介)

HACKSシリーズもこちらで3冊目。整理整頓が苦手な自分にとって、何か良い情報はないかと手に取ってみました。勉強を始めようと思っても、机の上が散らかっているため、とりあえず片付けをして、いつのまにか掃除をして…と、勉強をするはずがいつしか掃除が…

豊饒の海一「春の雪」 (著:三島由紀夫)

なぜ三島由紀夫?と疑問に思われる方、私自身もまさか彼の文学に触れることになるとは思ってもいませんでした。きっかけは、外国の友人が三島由紀夫を「人生の師匠」と慕っているため、文化を超えて共有される彼の魅力を探るべく、思い切って挑戦をしてみま…

STUDY HACKS! 楽しみながら成果が上がるスキルアップのコツと習慣(著者:小山龍介)

「会計HACKS!」に出会い、すぐさま図書館で取り寄せたHACKSシリーズ第二弾です。小山さんの書く文章は非常に簡潔で分かりやすく、読んでいてとても心地が良いです。このような文章が書けたら、さぞかし執筆活動にも力が入るかと思います。 さて、皆さんは「…

面白いほどよくわかる 会計のしくみ (監修:大串卓矢)

「面白いほどよくわかる」もしそれが本当ならば、挑戦してみようと思われる方も多いのではないでしょうか。難しい内容をどれだけ素人にわかりやすく伝えてくれるのだろうか、という好奇心で手に取った本がこちらになります。 財務諸表、会社法、有価証券取引…

百姓貴族 (著:荒川弘)

日本の食料自給率は下がり続け、第一産業である農業・漁業は後継者不足によって危機に直面しています。それでも私たちが生きるためには「食」が必要不可欠。もはや他人事と切り捨てられる問題ではありません。 そんな暗い日本の食事情をシュールな笑いで吹き…

経理の教科書1年生 (監修:宇田川敏正)

経理の仕事に従事しながらも、一つ一つの業務の本質的な中身までは理解できていない方も多いのでは?表面上の処理で満足していると、イレギュラーな事態が起きた際に柔軟に対応ができません。 現預金の出納処理から決算資料の作り方まで、各種ポイントが細か…

会計HACKS!(著:小山龍介、山田真哉)

どうしても難しい分野として敬遠されがちな「会計」ですが、家計のやりくりをすることも、おこづかい帳をつけることも実は立派な会計業務です。経理や会計の切り口から社会を見ることで、今後の経済の流れも見えてきます。 「会計ってなかなか面白い!」と思…