百姓貴族 (著:荒川弘)

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日本の食料自給率は下がり続け、第一産業である農業・漁業は後継者不足によって危機に直面しています。それでも私たちが生きるためには「食」が必要不可欠。もはや他人事と切り捨てられる問題ではありません。

そんな暗い日本の食事情をシュールな笑いで吹き飛ばすのがこの一冊。鋼の錬金術師でもおなじみの荒川弘が著者となっています。農家独特の風習や大胆な考え方、都会育ちの方には「アリエナイ」ことも、実はそれが真実なのです。

笑いの中には農家の苦悩や厳しい現実が描かれているため、学習教材としてもうってつけです。漫画を一切購入したことがない私が、唯一コレクションしているこのシリーズ。荒川ファンの方はもちろん、教員の皆さんにもぜひ読んでいただきたいです。

経理の教科書1年生 (監修:宇田川敏正)

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経理の仕事に従事しながらも、一つ一つの業務の本質的な中身までは理解できていない方も多いのでは?表面上の処理で満足していると、イレギュラーな事態が起きた際に柔軟に対応ができません。

現預金の出納処理から決算資料の作り方まで、各種ポイントが細かくもわかりやすくまとめられている一冊がこちら。可愛らしいイラストとフルカラー印刷のおかげで、楽しくページをめくることができます。

経理初心者でない2年目以降の方も、ぜひ本書を手にとって、今までのモヤモヤをスッキリ解消してください。

会計HACKS!(著:小山龍介、山田真哉)

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 どうしても難しい分野として敬遠されがちな「会計」ですが、家計のやりくりをすることも、おこづかい帳をつけることも実は立派な会計業務です。経理や会計の切り口から社会を見ることで、今後の経済の流れも見えてきます。

 「会計ってなかなか面白い!」と思える一冊がこちら。難しい言葉が一切登場しないのにも関わらず、会社四季報の見方や資産の上手な運用方法など、今日から実践できるTIPSが満載です。新しい分野に踏み出す第一歩の読み物として、ぜひ手に取ってみてください。